尖閣ビデオは現行法規上の「秘密」か否か

高度の政治判断?を云々する前に、秘密保全について実務上の手続きがどうだったのかを明らかにしてほしい。

行政官庁には、法律を受けて秘密保全に関する訓令・規則が制定されているはずだ。
そのビデオは、
・秘密に指定されていたのか?
・指定されていたのなら、秘密区分は?
をまず明らかにせよ。

手続きがとられていないのならそのビデオは、執行機関(海保)の法規上の「秘密」ではない。

”政治主導”を大上段に構えた現政権は、国家安全保障にかかわる事件ついて根本問題を明らかにしなければならない。

政治と行政の執行機関の責任を云々するのであれば、
国交省の外局である海上保安庁における秘密保全に関する根拠法規を明らかにし、どのような規則違反があったのか
まず明らかにせよ。

弁護士である官房長官殿
あなたはいつもブツブツ言っているが、問題点を切り分け、国民にわかる説明をせよ。これまでの言動は何を言っているのかわからい。
公務員の規律違反になると考えるのであれば
まず現行法規に基づいて具体的に説明せよ。
なにも考えない国民ばかりではないぞ。

海保長官(執行機関)の更迭・続投の賛否が云々される今、
国民に判断材料を開示せよ。

政権交代して以来、この政権の正体はいったい何かと怒りがこみ上げることばかりだ。